ありがとう、S-MX。
12月12日の日記で書いた「大きな決断」ですが、実はこの度、長年乗ってきたS-MXを手放すことになりました。
我が家のS-MXは、1997年7月にワタクシのもとにやってきました。2000ccなのに4人乗り、イメージカラーは「売れない」と言われていたオレンジ、まるで切り妻のようなリヤデザイン、というB型ゴコロをくすぐってあまりあるほどの奇抜なクルマとして登場し、ワタクシは一気に魅了されてしまいました。
発表当時まだ学生だったワタクシは、就職して初給料から頭金を1ヶ月に10万ずつ、計40万円貯め(今は絶対無理!)、残りは親に借金をしてS-MXを手に入れました。それぐらい、ワタクシの心を鷲掴みにして離さない魅力を持っていました。
発売された頃のキャッチコピーは「恋愛仕様」。いかにも主役は運転席と助手席の2人という印象ですが、実はやたらと広い後部座席というのもワタクシが気に入った理由のひとつでした。座って足を組んでもまだまだ余裕ってクルマ、なかなかないですよね。
「恋愛仕様」というコピーの通り、奥さんと一緒に本当にあちこち行きました。中でも一番思い出深いのは、ワタクシの学部卒業記念という名目で行った「本土最南端 佐多岬を訪ねる車中泊の旅」。車中泊というとなんとなく寝苦しいイメージですが、S-MXのシートは正しくフルフラットになるので、2人ともシュラフにくるまって毎晩爆睡でした。
あと、時間だけはあった編入学浪人の年、高速道路を“ほぼ”使わずに1週間かけて東京の友人の家まで遊びに行ったり、そのまま長岡まで行ったり、長岡から1晩で帰ってきたり(!)。結局、走行距離は今月までに183,000kmになりました。我ながら本当によく走った。
長距離走ってもほとんど疲れないし、グッと踏めばホンダらしい加速を見せるかと思えば、のんびり走らせればリッター10kmの燃費を維持できる、そんなクルマとしての素性の良さも持ち合わせていました。
外見は、アルミホイール以外まったくのノーマルでしたが、オーディオだけはいじり倒しました。オーディオレス状態で購入して、ソニーばかり3機種のカーステを載せました(CDX-C6000、WX-C60MD、CDX-MP200X)。スピーカーは、今やカーオーディオから撤退したBOSE、しかも超マイナーなACS-7から始まり、ドアスピーカーに1060-IIを追加し、自分好みの音になるまで何度も場所を変えたり配線を変えたり。。。おかげで、S-MXのインパネやドアパネルは5分もあればバラせるほどになりました。
思い出のすべてを書けば本一冊はは軽く書ける自信がありますが、書けば書くほど泣けてくるので、残りはワタクシと家族の心にしまっておくことにします。機会があれば、新しいクルマの話と絡めつつ書いて行くつもりです。
買い替えまでの経緯と新しいクルマについては、また後日。
いよいよ、今日が最後です。今まで本当にありがとう、S-MX。

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