頭痛で読み物。

2007.10.17 0:14 Posted by admin カテゴリ: 教員生活

小学3年生の頃だっただろうか。休み時間が終わり誰もいなくなった校庭で、ブランコから前方に飛び降りてみた。同級生がやっているのを見て、自分もやってみたかったけど、人前で初挑戦して失敗するのを見られたくなかったのだ。

ブランコに立って勢いを付けて、飛んだ。着地。成功。やった!と思った次の瞬間、勢いの付いたブランコが再び振り戻ってきた。私の後頭部を直撃。それから数ヶ月ほど原因不明の頭痛と吐き気に悩まされた。CTも撮ってもらったけど、異常は見つからなかった。

それからというもの、多い時は1ヶ月に数度は頭痛に悩まされる。原因が見つからない以上完治するものでもなさそうなので、こればっかりは一生うまく付き合って行くしかないな、と思っている。コツは、規則正しい生活(特に睡眠を十分取ること)と、痛み始めたら早めに鎮痛剤を飲むことだ。鎮痛剤の多用は脳に悪影響を与えるという説もあるが、きちんと神経内科の先生と相談して、月に数度の使用であれば問題ないとの見解を得ている。

経験上、普段使用している鎮痛剤は、飲んでから私の頭の痛みが治まるまで、およそ2〜3時間を要する。この間、正直なところ込み入った作業には集中できない。そこで、よほど締切の迫った仕事があるとき以外は、この「回復待ち」の時間を、読み物に充てるようにしている。以前はひとたび頭痛が出ると、光、音など脳への刺激が受け入れられず、寝て過ごすしかないということも多かったが、最近は1回の頭痛の重さが軽くなってきている気がする。年を取って痛みへの感覚が鈍っただけかもしれないが。

この1〜2年、Webから得られる情報の価値が飛躍的に向上していると、個人的には感じている。Weblogの普及により人々にとって情報発信が容易になり、小さくても価値のある記述が散見されるようになった。一方で、他の記事を引用するだけで独自の内容が一切ないという、あからさまな広告(アフィリエイト)目的のブログも存在する。はっきり言って、あれはやめてほしい。

話は逸れたが、そうやって読み物に取り組んでいるときは、頭痛のせいもあって他の情報が比較的排除される。つまり、読み物からの情報がダイレクトに脳に入ってくる。価値のある情報を得られることが多いのだ。その有用な情報を、プロジェクトを共に進める学生達に伝えたいと思うことも多々ある。

メールで「ここ見といてね」とURLを送りつけるのは、もっとも手軽だが、受け取る側は押し付け感を感じなくもない。メールというものは、どうも「受け身」な手段になりがちである。かといって、口頭でURLを伝えるのも不確実だし、メモやホワイトボードに書いても、受け身感に変わりはない。

だったら、プロジェクト全員が共有するWeblogを使って、情報を共有してみてはどうか、というアイデアが、ついさっき湧いてきた。こと研究の進捗報告というのは、学生にとってみれば面倒な作業(企業での議事録や報告書なんかもそうでしょう)であり、ましてや教員とマンツーマンであれば、私がいくらフランクに接しようとしても、立場の違いという見えないプレッシャーで緊張してしまうのは当然である。いっそのこと研究の記録や進捗状況などをWeblogに記述するようにして、全員の作業を見渡せるようにしてはどうかと思ったのである。ひとつのWeblogにプロジェクト全員が書き込み、そのRSSを共有すれば、私が読み物から得た情報も、自然とFeedとして全員に伝わる。

近いうちに試してみようと思う。